開催終了募集中ゲシュタルトアプローチと人生脚本（TA）

◆ゲシュタルトは、「今」「ここ」における一人一人の独自の存在を認め、尊重することから育まれます。

その基本的な方法は、体験している現実の流れを通じて、「今この瞬間の気づき」を促すことにあります。

今回は、TAのおける人生脚本にスポットを当てワークを行います。

人生脚本とは、私たちが子ども時代に両親を中心にした大人達の影響をうけて発達し、その後の人生体験によって強化、固定化された人生計画（脚本）なのです。脚本は、人生の重要な局面、たとえば就学、就職、結婚の選択などの行動を決定するほど強力なもので、私たちの生き方に大きな影響を与えます。脚本を分析することで、今まで宿命とか運命とかあきらめていたものが、実は自分が無意識のうちに強迫的に演じていたドラマであることに気づきます。また、人格形成の過程もわかり人生早期に作られた「基本的な構え」などについて知ることができます。そこで、自分がどのような脚本を演じるかを見極め、今までの非建設的な脚本を書き直す（再決断）ことで、そこからの支配（観念主導型）を脱して、真の自分を生きる可能性をフルに生かすきっかけにしていきます。